スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マーラー:交響曲第9番

カルロ・マリア・ジュリーニ指揮シカゴ交響楽団

P6260443small.jpg

 写真は輸入盤のLPです。学生時代に買ったものです。

 音楽というと、高校時代はサンタナやピンク・フロイドに傾倒していましたが、大学に入って今は亡き故・長澤亀先生の音楽の講義を取り、クラシック音楽を本格的に聴きだしました。この音楽の授業は出席も取らず、ベートーヴェンを中心に交響曲などを聴いていれば良いというもので、単位稼ぎにはうってつけでした。安直な考えで授業を受けているうちにクラシック音楽のおもしろさを知り、いろんな音楽を聴き出しました。

 そんな頃、土曜の朝のFM放送で、心打つ音楽に出会いました。オーケストラと合唱が壮大な音楽を作り上げていました。その曲は、マーラーの復活でした。演奏はメータ指揮のウィーン・フィル。これが私とマーラーとの出会いです。

 その後マーラーのLPを買い込み、各交響曲を順次聴き込むようになったのですが、7番と9番はどうにもなじめず、ほとんど聴くことなく、年月が過ぎ去りました。
 で、9番で買ったのがこのジュリーニ盤でした。1976年の録音で、確か発売の年のレコードアカデミー賞を受賞したんじゃなかったでしょうか。何を買って良いのか分からず、レコ芸推薦盤ということでこの演奏を選びましたが、日本盤は高価でしたから、輸入盤を買ったわけです。

 その後30年近く経った頃、日曜日の午後に車の運転中に聴いたFM放送で、マーラーの9番の出だしの聴き比べという面白い番組があり、9番の魅力を感じるようになりました。
 その後東響新潟定期での飯森さんの演奏に感動したりして、いつしかマーラーの最高傑作は9番と確信するまでに至りました。たくさんのCDを買い込み、ジュリー二のCDも買い、演奏のすばらしさを再認識することとなりました。

 30数年前に聴いたときは何の感動もなかったのに、今聴くとすばらしい音楽に驚きます。年を積み重ねてようやく曲の良さを知ることができました。私の人生も終盤に近いのでしょうか。眠れぬ夜に第4楽章を聴いていると、このまま永遠の眠りについても良いとさえ思えます。

 さて、このジュリーニ盤ですが、バーンスタインをはじめとする思い入れたっぷりの演奏を聴いていると、意外にもあっさりした印象を受けます。かといって内容が薄いのではなく、どっしりとして、重厚な演奏です。感情の高ぶりで演奏が揺らぐようなことはありません。ジュリーニの横顔がかっこいいジャケット写真同様に、感情むき出しでない、かっこいい演奏といえましょうか。感情移入しすぎて粘着的になってしまう演奏と違って、聴きやすいように思われます。録音も良いですし、この曲を初めて聴くには良いんじゃないかと感じています。そういう私は、初めて聴いたとき感動できなかったわけですけれど。

スポンサーサイト
プロフィール

猫屋ごん吉

Author:猫屋ごん吉
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。