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マーラー:交響曲第9番

カルロ・マリア・ジュリーニ指揮シカゴ交響楽団

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 写真は輸入盤のLPです。学生時代に買ったものです。

 音楽というと、高校時代はサンタナやピンク・フロイドに傾倒していましたが、大学に入って今は亡き故・長澤亀先生の音楽の講義を取り、クラシック音楽を本格的に聴きだしました。この音楽の授業は出席も取らず、ベートーヴェンを中心に交響曲などを聴いていれば良いというもので、単位稼ぎにはうってつけでした。安直な考えで授業を受けているうちにクラシック音楽のおもしろさを知り、いろんな音楽を聴き出しました。

 そんな頃、土曜の朝のFM放送で、心打つ音楽に出会いました。オーケストラと合唱が壮大な音楽を作り上げていました。その曲は、マーラーの復活でした。演奏はメータ指揮のウィーン・フィル。これが私とマーラーとの出会いです。

 その後マーラーのLPを買い込み、各交響曲を順次聴き込むようになったのですが、7番と9番はどうにもなじめず、ほとんど聴くことなく、年月が過ぎ去りました。
 で、9番で買ったのがこのジュリーニ盤でした。1976年の録音で、確か発売の年のレコードアカデミー賞を受賞したんじゃなかったでしょうか。何を買って良いのか分からず、レコ芸推薦盤ということでこの演奏を選びましたが、日本盤は高価でしたから、輸入盤を買ったわけです。

 その後30年近く経った頃、日曜日の午後に車の運転中に聴いたFM放送で、マーラーの9番の出だしの聴き比べという面白い番組があり、9番の魅力を感じるようになりました。
 その後東響新潟定期での飯森さんの演奏に感動したりして、いつしかマーラーの最高傑作は9番と確信するまでに至りました。たくさんのCDを買い込み、ジュリー二のCDも買い、演奏のすばらしさを再認識することとなりました。

 30数年前に聴いたときは何の感動もなかったのに、今聴くとすばらしい音楽に驚きます。年を積み重ねてようやく曲の良さを知ることができました。私の人生も終盤に近いのでしょうか。眠れぬ夜に第4楽章を聴いていると、このまま永遠の眠りについても良いとさえ思えます。

 さて、このジュリーニ盤ですが、バーンスタインをはじめとする思い入れたっぷりの演奏を聴いていると、意外にもあっさりした印象を受けます。かといって内容が薄いのではなく、どっしりとして、重厚な演奏です。感情の高ぶりで演奏が揺らぐようなことはありません。ジュリーニの横顔がかっこいいジャケット写真同様に、感情むき出しでない、かっこいい演奏といえましょうか。感情移入しすぎて粘着的になってしまう演奏と違って、聴きやすいように思われます。録音も良いですし、この曲を初めて聴くには良いんじゃないかと感じています。そういう私は、初めて聴いたとき感動できなかったわけですけれど。

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Vivaldi THE FOUR SEASONS

私が2番目に買ったクラシックLPです。

ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」 (フィリップス:X-5515、2300円)

イ・ムジチ合奏団
ヴァイオリン:ロベルト・ミケルッチ

 中学1年生のときに買ったLPです。おそらく音楽の時間に聴かされて好きになったように思います。2300円という値段は中学生にしては高額であり、小遣いをためて買ったものと思います。

 当時は「四季」といえば「イ・ムジチ」でしたから、当時のベストセラーじゃなかったかと思います。アーヨ盤と並んで、このミケルッチ盤は現在でも名盤の誉れ高く、スタンダードな演奏として愛好する人も多いのではないでしょうか。

 ジャケットの四季の絵が美しく、金文字が重厚感を醸し出しています。今では信じられませんが、このLPには、解説書のほかに、驚くべきことに全曲の楽譜(スコア)が付いていました。

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hifi karajan

 私が初めて買ったクラシックLPです。たしか中学一年生の頃。卓上型の安物のステレオを買ってもらって聴いていました。

ハイファイ・カラヤン (グラモフォン:MG9901、¥750)

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

A面:
J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 から アリア
モーツァルト:ディヴェルティメント第17番 から メヌエット
ベートーヴェン:交響曲第8番より 第2楽章
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
J.シュトラウス:トリッチ・トラッチ・ポルカ
チャイコフスキー:くるみ割り人形 から 花のワルツ

B面:
ワーグナー:神々の黄昏 第3幕 から ジークフリートの葬送行進曲
アスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ から 間奏曲
シベリウス:フィンランディア

 ドイツ・グラモフォンに録音したカラヤンのサンプル盤みたいなLPです。値段は750円。中学生の小遣いでは通常のLPなど買えず、このようなLPを大事にしていました。

 このLPを聴きながらこの文章を打っていますが、今聴いてもなかなか良い演奏ですね。音質もそれほど悪くありません。スクラッチノイズは入りますけれど、これもまた風流です。

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